【話は面白いのに話し方がヘタ過ぎた『サーホー』】

      2020/03/29

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昔シュワルツネッガーが、T2の次かその次くらいに出てた『トゥルーライズ』という映画が大好きで。予告編でそんな匂いがしたし、『バーフバリ』のバーフバリ役の人が主役ってんで観に行った。

面白い話だったし、楽しかったっちゃあ楽しかったんだけど、とにかく話し方というか、つまり編集がへたくそなのか、ストーリーを追いにくい映画だった。特にアクションシーンでは「誰が、どこで、誰に、何をして、どうなった」という情報を過不足なく伝えきれてない。必要なカットが抜けていたり、余分なカットが間に挟まったりしていてわかりにくかった。

例えば物語中盤で、離れた主人公をヒロインが探し当てて訪ねて行った場面。そこで敵対する人たちから襲撃されるというアクションシーンになるんだけど、主人公たちはどの部屋にいて、部屋の外にいるのは誰で、もう一組の敵がどこからどこへ割り込んできたのか、そういう位置関係や展開がゴチャゴチャだった。

いかにも「怒りのデスロード」的な場面がやりたいんだな!とか、「ミッション・インポッシブル」風な画が撮りたいんだな!とか、作り手の映画愛は伝わってきた。

「バーフバリ」シリーズで主人公バーフバリを演じたプラバース主演による、架空の都市を舞台にしたクライムアクション。いくつもの犯罪組織が街を支配する大都市ワージー。ある日、組織の頂点に君臨するロイが交通事故と見せかけて殺害された。組織内では実力者の1人であるデウラージがロイの後継の座を狙うが、ロイの息子も父を引き継ぎボスとして名乗りを上げる。そんな中、200億ルピー相当の大規模な窃盗事件が発生。潜入捜査官アショークは女性警察官アムリタ―らとともに事件の捜査を開始する。窃盗団を追う中で、アショークは裏組織が隠し持つ金庫の存在にたどり着く。

2019年製作/169分/G/インド
原題:Saaho
配給:ツイン [From サーホー : 作品情報 - 映画.com]

 - 【沈没級】, ネタバレなし